TOP > 2016年調査結果 > 調査No.08 乗り換え案内の利用全般の実態調査
今回のアンケートでは「乗り換え案内の利用全般の実態調査」について調査を行い、2321人の方にお答えいただきました。
10代はスマートフォンのみが約7割、70代以上ではパソコンのみが約5割と年代によって大きな差 |
男性は「両方とも使う」という回答が57.8%と半数を占めているのに対し、女性は「スマートフォンのみ」と回答した人が47.7%と最も多い結果となりました。また、年代別でみると、10代は「スマートフォンのみ」という回答が70.8%と7割を超えているますが、年代があがるにつれてパソコンを使う人の割合が増えていき、70代以上ではパソコンを使用している人が81.1%と8割を超える結果となりました。 2013年の調査では、スマートフォンを使用しない70代以上の方が約2割でしたが、今回の調査では約5割と大幅アップ!3年間でのスマートフォンの普及率増加がうかがえます…! |
女性は男性よりも「乗り換え回数」を重視する結果に |
経路検索結果の重視する点において、男性は「所要時間」と答えた方が53.0%と半数を超えているのに対し、女性は41.7%とやや低め。その代わり、女性は「乗り換え回数」と回答した方が30.1%と、男性と比べて高いことがわかりました。また、年代別でみると10代は54.2%の人が運賃を重視しているのに対し、70以上の人は56.3%の人が所要時間を重視しているようです。 2013年の調査では男性、女性と差はほとんど見られませんでしたが、今回の調査では男性は「所要時間」、女性は「乗り換え回数」を重視する傾向があることがわかりました。 |
全体で約8割の人が「駅周辺で買い物をすることがある」 |
「頻繁にする」という回答は女性の方が男性より11.2%多いですが、「たまにする」も含めると男性が女性を15.3%上回る結果となりました。また、年代別でみると「頻繁にする」という回答は20代〜60代の人が多いものの、「たまにする」を含めると10代と70代以上の人は7割を超える結果となりました。 2013年の調査と比較すると、全体で「たまにする」が減少し、「頻繁にする」が増加している傾向があります。駅チカや駅ナカのお店の増加、充実が理由のひとつとして考えられます! |
回答では、「遅延情報」や「あと何分でバス停がくるのか」といった、リアルタイムな情報を求める声が多くみられました。時刻表どおりに、ということがなかなか難しいバス。もう行ってしまったのか、これから来るのかわからずやきもきすること…ありますよね。 また、「バス停周辺のお店情報」「バス停の正確な位置」を知りたいという回答や、「行き先がわからなくて不安」といった声もいただきました。 いただいた回答の中から、一部抜粋させていただきます。
バスが来る時間帯
(10代男性)
バス停付近にある店の情報。バス停が近くに多くあるとどこで降りたら一番近いのかわからなくなる。
(10代女性)
時間通り運行しているか。
(50代男性)
バスの遅れ時間などの運行状況やバス停の正確な位置が知りたいと思うことがある。
(40代男性)
目的地を通るバスがどこの駅から乗れるか。その駅の時刻表や乗車場所の地図がリンクをたどるだけで見られれば便利。
(40代男性)
出張先などで慣れない土地で利用することがあるので、表示されている系統や地名では解らないので、系統や系統の情報が判ると助かる
(50代男性)
バス停周辺のレストランや観光スポットなど
(60代男性)
バスの行き先が分かりにくいと感じる。乗っているバスが自分の行きたい方向か、はたまた反対方向か…不安になる。
(20代女性)
バス乗り場 バス停がどこにあるかを地図でわかりやすく表示してほしい。
(40代男性)
時間通りに来るか、時間通りに目的地に着くかどうかを知りたい。バスは時間が読めないので
(40代女性)
出発地(現在地)から一番近いバス停。また、そこから第何系統のバスが発着していて、どこに行けるのかを瞬時に知りたい。
(20代男性)
乗車駅の時刻表!目的地に行くバスの系統
(40代女性) |
全体ではスマートフォンを利用して乗り換え案内サービスを利用する人が増えており、男性は「所要時間」を、女性は「乗り換え回数」を重視する人が多いことがわかりました。また、駅周辺で買い物をする人が増加傾向にあるようです。
バスの乗り換え案内に関しては、リアルタイムの情報を望む声が多いことがわかりました。
「駅すぱあと for web」では、所要時間・乗り換え回数・運賃のそれぞれを優先した経路を確認することができ、バスの経路検索も可能です。PC・スマートフォン両方で対応しておりますので、是非ご利用ください!
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